ブロック塀は倒壊すると非常に危険です。
劣化しているか、耐用年数はどのぐらいなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回はブロック塀の耐用年数と、主な劣化症状、リフォームについて解説します。
ブロック塀の耐用年数とは?
ブロック塀の一般的な耐用年数は30年と言われていますが、常に雨や紫外線に晒されているため耐用年数は大幅に変わることがあります。
ブロック塀では内部に水が侵入することで表面が白くなったり、ひび割れが起こります。
劣化しているブロック塀をそのまま放置していると、倒壊するなどの危険があるため、劣化していることが発覚した時点でリフォームするようにしましょう。
ブロック塀の劣化の判断ポイントとは?
ブロック塀はどんなに丈夫な素材を使用していたとしても、劣化を防ぐことはできません。
ブロック塀には以下のような劣化症状があります。
・白華現象
・ひび割れ
・剥がれ
・中性化
・サビ(鉄筋)
ブロック塀でよく見られる劣化症状が白華現象です。
白華現象とは、内部に水分が染み込み石灰分と水分が滲み、表面が白くなる現象のことを言います。ブロック塀自体に悪い影響があるものではありませんが、外構の印象が悪くなってしまいます。
ブロック塀のリフォーム方法とリフォームの費用相場とは?
ブロック塀の劣化が見られたら早めにリフォームに取り掛かることが大切です。
ブロック塀にはいくつかのリフォーム方法があります。
①撤去し新しく設置する
撤去費用:〜1万円前後/1㎡
設置費用:9000円〜/1㎡
このほかにも基礎工事費や堀削工事費などがかかるため、全体の費用相場は1㎡あたり2万円〜3万円前後になります。
撤去費用などは周辺環境や地盤によって前後しますが、補助金が適用されることもあるため自治体に事前に確認しておくことをおすすめします。
②補修・塗装をする
ひび割れ補修費用:1万円〜2万円前後/1㎡
塗装費用:3000円〜/1㎡
ひび割れが起こっている場合はその箇所を補修するという方法もあります。
その場合塗装工事も必要になるため、ひび割れ補修と塗装を合わせた費用がかかります。
③ブロック塀から他の塀に変更する
ブロック塀から他の塀にリフォームするという方法もあります。
防犯性を重視したい場合などは目隠しフェンスの設置がおすすめです。その場合、土台にはブロックを使用し、その上にフェンスを立てることもできます。
外構の圧迫感が気になる方は、植栽もお勧めです。
手入れに手間がかかるのがデメリットではありますが、目隠し効果とデザイン性があり、簡単におしゃれな外構を作ることができます。
いかがだったでしょうか。
ブロック塀の設置は「耐震基準」を満たす工事を行わなければなりません。
また倒壊の恐れがあるため、DIYではなく専門業者に依頼することをおすすめします。
ブロック塀の汚れが気になる、劣化しているなどお困りの方はぜひ一度弊社へご相談ください。