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東京都を中心に外構(エクステリア)工事を行っているグリーングリーです。設計の段階から、本番さながらのイメージ設計図をお作りするので、あなたの理想を極限まで形にできることが私たちの強みです。今回は玄関アプローチに階段を設置する際のポイントについて解説します。
目次
玄関アプローチを階段にしたい…
そうお考えの方も多いのではないでしょうか。
実は玄関アプローチを階段にするだけでもいくつか注意しなければいけない点があります。
なんとなくで設置してしまうと、危険が及ぶ可能性もあるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
玄関アプローチを階段にしたい!
外構に階段を設置する場合、デザインや見た目が気になる方も多いと思います。ですが、玄関まで行くのに毎回通る場所になるため、考えるべきポイントが「安全性」です。
高低差などの段差をはじめ、きちんと玄関までの道のりを安全に通れるのかを考えましょう。
お子さんがいるご家庭や高齢者の方がいる場合など、目的や使用する人によって階段の高さや機能、素材などが変わってくるため、デザインの計画を立てる前にどういった人が使用するのかも考えておくようにしましょう。
玄関アプローチに階段を設置する際のポイント
①段差
1番のポイントとして挙げられるのが段差を大きくしすぎないことです。
特に小さいお子さんやお年寄りの方が使用する場合には、階段を登るのに苦労することになります。そのため、なるべく緩やかな階段になるよう計画を立てるようにしましょう。
一般的な階段のサイズは蹴上が15cm〜20cm、踏み面が30cmで計画することが多いですが、さらに階段の角度を緩くしたいという場合には蹴上を小さくし、踏み面を広く取ることでさらに登りやすい階段にすることが可能になります。
※蹴上(けあげ):垂直方向、踏み面(ふみづら):水平方向のことを指す
②高さの統一
階段を設置する際には途中で蹴上の高さを変えないようにし、全ての高さを統一するようにしましょう。
途中で蹴上の高さが変わると、躓く原因になってしまいます。
どうしても高さを変える必要がある場合には、途中に踊り場を設けると躓き防止になります。
③素材
外構の階段の場合、雨などで濡れた際に滑りにくいというのも重要になります。
表面がツルツルしている素材の場合滑りやすくなってしまうため、ゴツゴツやザラザラしているものを選択するといいでしょう。
一番使用されている素材はタイルになります。
選ぶ際には必ず外床用のもので、階段用滑り止めタイルを選びましょう。
④手すり
手すりは必要ないと判断し設置しない方も多いようですが、判断ポイントは「今」だけではありません。
今は必要ないかもしれませんが、「将来子供が生まれたら…」「長くこの家に住むなら…」など将来のことも考えて決めることが大切です・
妊婦さんになれば、お腹が大きくなればなるほど下が見づらくなるため、特に下り階段の場合手すりがないと降りるのが怖くなります。
また、年をとって視力が落ちてくると階段の上り下りはより慎重になるでしょう。
手すりの設置は今だけでなく、ご家族の将来を考えた上で判断するようにしましょう。
玄関アプローチにスロープは必要?
玄関アプローチに階段を設置する際によく一緒に検討されるのが、スロープの設置です。
スロープは必要ないと考える方もいるかもしれませんが、自転車やベビーカー、車椅子なども安心して玄関まで通ることができるとてもおすすめの設備です。
スロープの検討ポイントは以下の4つになります。
1.長さや幅
スロープの設置には十分なスペースが必要となります。
目安としてスロープは高さに対し、1/12勾配を取ることが理想とされており、例えば50cmの段差を解消したいという場合は、6mの距離を確保する必要があります。
この長さを取ることができない場合は、スロープを折り返すことも可能ですが、やはりある程度のスペースは必要になります。
また横幅の目安は以下の通りになります。
・車椅子:1m
・ベビーカー:80cm以上
2.素材
階段と同様に、水に濡れても滑りにくい素材の使用をお勧めします。
中でも特にお勧めなのが洗い出し仕上げです。
洗い出し仕上げは、砂利のゴツゴツとしたでっぱりが滑り止めとして機能してくれます。
3.手すり
バリアフリーの面から考えると、スロープにも手すりをつけるといいでしょう。
お子様やお年寄り、足の不自由な方がいるご家庭では、スロープがあることで安心して昇降できます。
4.自転車用
ベビーカーや車椅子だけでなく、自転車が通ることのできるスロープを設置することもあります。
玄関アプローチの階段の横に30cm前後の幅のスロープを設けることで、自転車を楽に移動することができます。
通常のスロープよりも、勾配を気にしなくて良いので、自転車を家の中で保管したいという方におすすめです。
玄関アプローチに追加したいおすすめのオプション
照明
昼間は太陽の明かりで十分ですが、夜になると暗闇になるため非常に危険です。
特に階段を設置する場合には、段差につまずいたり、踏み外してしまうなどの危険があるため、玄関アプローチには照明を設置することをおすすめします。
屋根
玄関アプローチから駐車場まで距離がある場合には、屋根の設置もおすすめです。
特にお子様がいるご家庭では傘を指してたくさんの荷物も持たなければいけなくなるため、屋根をつけることで駐車場まで濡れずに行くことができます。
いかがだったでしょうか。
玄関アプローチは毎日通る場所なので安全性にも十分注意してください。
家の中の階段とは違い、天候が関係してくるため、より安全に通れるよう階段周りもよく考える必要があります。
階段だけではなく外構全体を通して言えることですが、照明の設置も忘れずに行うようにしましょう。照明を設置するだけで足元が照らされ上り下りの不安を軽減することができます。
外構に階段を設置したい!という方はまず弊社にご相談ください。
それぞれのご家庭やお家に寄り添った外構を提案させていただきます。
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